グリフォン

・グリフォン属 ・魔獣型

○生息地…山岳地帯、砂漠地帯
○気性……凶暴、高慢、強気
○食糧……肉食、野生動物など(特に馬肉を好む)

○鷲の翼と獅子の下半身を併せ持つ魔獣。
 山岳地帯奥深くの秘境や、砂漠の遺跡の周辺に生息し、かつて神からその遺跡に眠る神々の秘宝、または遺跡そのものを守る役割を与えられており、現在でもその役目に従い、宝を守り続けている。
 気性は極めて荒く獰猛で、守護する秘宝に近づく者が居れば何者であっても容赦なく攻撃を加え、追い払おうとする。
 誇り高く勇猛果敢な性格でもあり、宝の収集に訪れた「ドラゴン」と戦いの末に追い払った事もあるという。
 それ故に、人間の事は神の秘宝を狙う卑しい盗掘者として軽んじており、傲慢不遜な態度を見せる。

 だが、人間の男性を求める魔物の本能は彼女達にもしっかりと備わっている。
彼女達は今の姿となる以前より、人間の持つ欲望に対し極めて敏感で、それによって盗掘者の存在を察知し、その欲望の強さに応じて盗掘者へと向ける凶暴性も高まるという習性を持っていた。
 現在では、男性へと向けられる凶暴性は攻撃的なものではなく、淫らな肉欲へと変わっており、男性が持つ欲望が強ければ強い程、彼女達が男性へと向ける欲望も強まり、犯したくて仕方なくなってしまうのである。
 他の高慢な魔物にありがちな、下賤な存在である人間と交わる事は憚られる、といった感情は一切無く、ためらいなく襲い掛かり交わろうとする。
 空より急降下し、男性を組み伏せてくる彼女達を防ぐ術はなく、あっという間に男性に馬乗りになった彼女達は、やはりためらい無く男性器を咥え込み、激しく野生的な腰つきで身体を揺らす事だろう。
 男性が欲望に任せて秘宝を狙ってやってきた様に、彼女達もそんな不埒な男性を欲望のままに蹂躙し、征服する快楽を愉しむのである。

 だが、そうして交わり続ける内に二人に変化が訪れる。
 彼女達は魔物であるが故に、その肉体は交わる事で男性を魅了し、男性は秘宝を求める欲望が薄れていくかわりに、彼女達との交わりを求める欲望が強まって行く。
 物欲や金銭欲と同様に、彼女達の凶暴性を煽るものではあるが、彼女達自身を求める欲望は、彼女達の肉欲のみならず、自らの番としてそのオスが欲しいという、魔物のメスの欲望を高めていく。
 自身の身体をもって夫に快楽を与える事で、夫が更なる欲望を自身へと向けてくれるという事に、彼女達はこれまでに感じた事がない恍惚と胸の高鳴りを覚え、我を忘れる程に夫との交わりに夢中となってしまう。
 「守るべき秘宝へと向けられていた時は軽蔑の対象でしかなく、憎しみさえ抱いていた人間の持つ欲望が、自身へと向けられる事がこれほどまでに嬉しく愛しいものだったなんて、知らなかった」と、守るべき秘宝以上に夫の事を溺愛する様になった結果、夫ばかりに傾倒し、しばしば守るべき秘宝の事が頭から抜け落ち、元々の役割が疎かになってしまう事もあるのだとか。



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