ティターニア

・サキュバス属(元 妖精属) ・妖精型

○生息地…森林、妖精の国
○気性……温厚、素直、単純
○食糧……人間の男性の精

○妖精の国を統治する妖精の女王。普通の妖精達と異なり身体は人間程の大きさで、息をのむ程の美貌と、背中に美しく輝く翅を持つ。
 慈愛に満ちた優しい性格で、妖精達を導き守る役割を担う他、妖精達と遊んであげたりと、子供っぽい妖精達のお姉さんの様な存在でもある。
 身体の大半が魔力で構成されている妖精属の中でも特出して高い魔力を持つ。彼女達が祈る事で全ての妖精達の傷は癒え、守護の魔術は妖精達をありとあらゆる危険から守る。
 妖精を襲う者が居れば、魔術により悪意や害意を霧散させる。穏やかな気持ちになった襲撃者はいつのまにか妖精達と遊んでしまっている事だろう。
 本来彼女達は魔物ではないが、魔物の魔力の影響により淫魔となった個体は魔物として扱われる。

 気品漂う姿から大人びた印象を受けるが、その実、普通の妖精と同様に頭の中は子供っぽく、楽しい遊びや美味しいお菓子を好む。お姉さんぶりたがり、甘えられると喜ぶが、逆にそう扱われないと拗ねてしまうという一面も持つ。
 子供っぽい性格故に、魔物達のもたらす新たな遊びに興味深々で、魔物となった「フェアリー」や、紛れ込んだ「ピクシー」等に淫らな遊びを教えられれば、すぐに気持ちのいい事に夢中となり、まるで花が水を吸うかの様に魔物の魔力を受け入れ、淫魔の力を身に着けて行く。
 そうして、淫らなものへと変じた妖精の女王としての魅力と、素直かつ純粋に快楽を求める子供の様な魅力を併せ持つ、強大な淫魔となるのだ。
 魔物となった彼女達は自分が気持ち良くなる事が好きな一方で、男性を気持ち良くしてあげる事も大好きである。
 本来、人間に対しては女王らしく接するが、魔物となった個体は人間の男性に対しても女王としてではなく、本性である優しく子供っぽいお姉さんとして接し、まるで小さな子供に新しい遊びを教えてあげるかの様に交わりへと導く。
 彼女達の女王の魅力に当てられた男性は、心の中が安心感に満たされ、彼女達から与えられる優しく甘い快楽に無防備となり、抗えなくなってしまう。
 怒張した男性器に這わせる手つきは、まるで駄々をこねる子供の頭を撫でるかの様に優しく、女性器で優しく包み込まれれば、男性は快楽と共に優しく抱きしめられたかの様に心地の良い安堵を覚え、成すがままに何度も何度も絶頂へと導かれる事となる。
 いくら精を出せども収まらないそれを、彼女達は泣き出した子供をあやすかの様に、自らの身体へと受け入れ、泣き疲れた子供が眠ってしまうかの様に男性が精を出し切り、気を失ってしまうまで淫らな抱擁を続けるのである。

 妖精の女王である彼女達がその身をもって夫との遊びを覚えてしまえば、彼女達は妖精の国をより楽しく気持ち良い国にするべくそれを広め、まだ魔物となっていない妖精達も次々に淫らな遊びと人間の男性に興味を抱き、その虜となっていく。
 妖精達の夫となって貰うための人間の男性や、妖精以外の魔物達も積極的に招き入れ、妖精の国は妖精達が毎日を男性と気持ち良く淫らに遊ぶための魔界へと変わってしまう事だろう。

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