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「性愛の神マーラ」
かつて「愛の女神エロス」と愛の女神のポジションを争った神格です。
争ったといっても、エロスとは友人関係であるらしく、現在も二人で茶会を開いて語り合う等といった交流があるそうです。


エロスと比べると規模は小さく教会も持たず、まばらに信仰者が存在するマーラ神
言ってしまえば「巨根信仰」の神様で信徒はほぼ全員が魔物。
その祈りに応じ、信徒が狙っている男性に「信徒(魔物)に挿れて出しまくらないとスッキリできない四六時中勃起バキバキ巨大おちんちん」を与えたりします。


前述の通り、お茶の席を設けて語り合い、同じ愛を司る神として、親友として当代愛の女神エロスに気軽に提案をしたりしてます。
「愛を大事にしてる熱心な信徒のおちんちんは大きくしていいんじゃない?いいよね?」
みたいな事を提案して、いつも却下されているらしいですが……


当代の神ではないため世界に与える影響はエロスと比べて限定的になるマーラ神ですが、エロスに断られても実はいろいろこっそりとやってるそうです。
曰く善良な男ほどおちんちんが大きいとか、善行を重ね続けるとおちんちんが大きくなっていく事があるという噂がありますが、真実は定かではありません


エロス神はマーラ神のことを最も親しい友人だと思っていますが、ロマンチックなエロス神は少しだけ、マーラ神の下品さに辟易しているとか……
エロスさんが語る珠玉の愛の物語(信徒の実体験)に「ロマンチックで素敵な恋!でもおちんちん大きかったらもっと良いよね!」的な返しをするマーラ神


他にもエロス神よりもマーラ神は苛烈な事でも知られており、「悪人からはちんこ没収で。切れ」とか普通に言い出して、普通にエロス様に止められる神様でもあります。


エロス神が愛を省みぬ者や愛を壊そうとする者にキューピッドを遣わし、射られた者は決して愛される事のなくなる鉛の矢で罰を与え、愛の価値を判らせ反省を促す…といった方法を取る一方
マーラ神は「極刑、切れ」なので、当代愛の女神にエロス神が選ばれたのは、そういう所もあるらしいですね!


「健全な精神には剛健な男性器が宿る」
「悪逆は男に非ず、男でない者に男性器は必要無し」
はマーラ神の言葉か信徒の言葉か、誰かが面白がって言った言葉かはわかりませんが、中々にこの神格を表す言葉かもしれません。
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