ジャブジャブ
・ハーピー属 ・鳥人型
○生息地…不思議の国
○気性……好色、せっかち、素直
○食糧……雑食、何でも食べる。
○常に発情しているという「不思議の国」固有のハーピーの一種。
発情期に入るまで男性を襲おうとしなかった姿に痺れを切らした「ハートの女王」が、一年中が発情期となる魔術をかけた原種の「ハーピー」を始祖とする種族である。
人懐っこいハーピーの性格はそのままだが、頭の中は人間の男性と交わる事ばかりであり、産まれながらに発情しているという彼女達は、物心つく頃には人間の男性を求め始め、魔物でなければ気が狂う程の欲情を内に溜め込み続けている。
それ故に男性の匂いや魔力を感じ取る器官が極めて発達しており、不思議の国に独り身の男性が迷い込むとジャブジャブ達が騒がしくなるため、すぐにわかるらしい。
その下腹部には常に愛液を滴らせており、男性を見つけると興奮しきった様子で一目散に飛びかかり、交わろうとする。
多くのハーピー属は飛行に特化された小柄で軽く、しなやかな身体を持つが、彼女達は飛行よりも抱き心地に特化された柔らかな肉体を持ち、小柄な身体に似つかわしくない肥大化した胸部を持つ。
翼も飛ぶ事よりも美しさと、その翼で男性の身体を包んだ際に相手に与える心地良さに特化されたふわふわの羽毛だという事もあり、長時間の飛行は苦手としている。
そのため、彼女達は夫となった男性を「止まり木」にするという習性を持つ。
女性器で男性器を深く咥え込むと、脚を絡めて自身の身体を夫に固定し、常に繋がったまま過ごそうとするのである。
睡眠中や移動中でも夫から離れようとせず、離れるのは止むを得ず飛行しなければならない時や、産卵の時くらいである。短時間離れただけでも半狂乱となり、再び繋がる際には二度と離すまいと、まるで男性器を自身の子宮へと叩き付けるかの様に、何度も何度も強く腰を打ち付ける。
また、神経質な性格であり、腰をむずむずさせて位置を調整したり、より深く咥え込みなおそうと、一度腰を引いて再び奥へと突き入れたりといった事を頻繁かつ執拗に行うため、夫は不意に訪れる快楽に、度々彼女達の中へ精を放ってしまう事となるのだ。
男性の多くは、そんな彼女達に最初は戸惑うものの、不思議の国での暮らしに染まっていく内に、やがては自身の腰に彼女達の身体と快楽が存在する事が当然となっていき、逆に無ければ落ち着かない様になってしまう。
彼女達の中に存在する限り、常に勃起が維持される様になり、時折、彼女達の腰を掴んでは揺らし、積極的に彼女達の中へ欲望を吐き出そうとすらする様になるだろう。
なお、彼女達の名前の由来は、彼女達が常に鳴らしている「じゅぷじゅぷ」という水音が変形したものではないかという説があるが、真偽の程は定かではない。
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