鰻女郎(ウナギジョロウ)
・マーメイド属 ・人魚型
○生息地…ジパング地方(大きな池や沼、川などの水辺)
○気性……穏やか、献身的、好色
○食糧……肉食、魚介類など。
○ジパング地方に生息するマーメイドの一種で、粘膜に覆われた細長い魚の胴体を持つ。
身体から分泌されるぬめりのある粘液は、体力と精力を回復させる成分を多く含んでおり、それを体内に持つ彼女達自身もまた、精力と肉欲に満ちた身体を持て余している。
普段、その淫らな本性は、柔らかくしっとりとした物腰や、ジパングの種族らしい献身的な姿により覆い隠されているが、言葉の端々や動くたびにくねる身体と腰つきからは、隠し切れない色香がにじみ出す。
直接的な誘惑は行わないにも関わらず、その佇まいにより男性をその気にさせるのが上手く、多くの場合、男性の方から彼女達の心を掴もうと躍起になるのだとか。
彼女達の身体は乾燥から身を護るための粘膜を纏っており、このぬめる身体に巻き付かれると、彼女達の身体を掴んで引き離そうとも、上手く掴む事ができない。
粘膜のぬめり具合は彼女達の意志である程度調整する事ができ、ぬめりを無くして掴みやすくする一方で、ある程度思った通りに触れた者を滑らせる事もできる。
彼女達に触れようとした男性の手はぬるりと滑り、勢い余って彼女達の胸や下腹部に触れてしまい、慌てて離れようと身体をねじれば余計に滑り、彼女達の柔らかな肉体に寄りかかる形で押し倒してしまう事となる。
気が付けば、彼女達の身体が男性に巻き付いているのみならず、男性の四肢も彼女達へと絡みつき、ふと触れただけのはずが、彼女達とくんずほぐれつに絡み合ってしまう事となる。
この様に彼女達は男性の心を絡め取るだけではなく、粘液を使って男性の身体を絡め取り、男性が彼女達に手を出せる状況、手を出したという状況を作り出す。
気に入られた男性は、こうしていつのまにか心身共に絡め取られ、なし崩しに交わる事になってしまうのである。
彼女達の柔らかく程よい弾力を持つ身体に埋もれるのは心地よく、それに巻かれて行う交わりはまるで男性器が蕩けてしまうかの様だという。
交わりの最中、口移しで飲まされたり、ねばつく水音を立てながら男性器へと絡みつく粘液は、男性の体力と精力を回復させ続ける。
いくら交わろうとも疲れ果てず、交われば交わる程に精力が高まり、男性は彼女達とより長く濃密に交わり続ける事を求める様になっていく。
夫を得た彼女達は、自らの身体で夫に奉仕を行う事を望む淫らな本性をさらけ出す。
献身的な性質故に甲斐甲斐しく夫の世話を焼く良き妻となるだろうが、毎日作る手料理には、もれなく彼女達の粘液が混ぜ込まれている。
高い栄養価と濃厚な味わいは味覚を魅了すると共に、精が付くその食事を毎日食べ続ける夫は、常に体力と精力を持て余す様になる。
そうして隙あらば彼女達と交わりたがる様になった夫を、彼女達は嬉々として受け容れるのだ。
彼女達との生活は、交わる事で活力を得られるため、夫に仕事があろうとも、朝食を摂ると共に、朝から彼女達が白濁塗れになるまで交わってから出かける事が習慣となるだろう。
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