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<<鰻女郎(ウナギジョロウ) 【大き目の挿絵を表示】 【文章をテキストで表示】 乙姫(オトヒメ)>>



補足説明:
「竜宮城」
ジパング近海の海底に存在する、色とりどりの珊瑚で彩られた、美しく幻想的な宮殿とそれを取り囲む都市。
「乙姫」の統治の元、「海和尚」による案内や、魔法の「水中駕籠」の定期便により、外部から男性が招待され、
魔物達による極楽の様な歓待を受け、夢の様なひと時を過ごす事ができる「娯楽都市」である。

竜宮城では乙姫の力によって、海神の儀式を行っていない通常の人間であっても地上と同じ様に活動する事が可能で、
地上の人間にとっては、衣服や物品が濡れる事も無く、地に足を付いて歩く事もでき、水に動きを制限される様な感覚もないが、
一方で、海の魔物やその夫にとっては「水中」でもあり、地上の人間から見れば「空」である水中を自由自在に泳ぎまわる事ができる。

街全体が客人をもてなすための、娯楽都市であると共に、その宮殿までもが客人に解放され、
日夜、豪華な酒や料理が振舞われると共に、美しい海の魔物達が舞い踊り客人を愉しませている。
住人の未婚の魔物達は皆、この娯楽都市の従業員であり、男性に心よりの歓待をしながら、
隙あらば男性を寝室へと連れ込み、または連れ込まれようと狙っている。

この様な都市だが、元々、竜宮城は海神を奉るための都市であったため、立派な海神の社が存在する。
社では海和尚による婚姻の儀が行われており、多くの新たに夫婦となる人間の男性と魔物が訪れるのだという。


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